こんばんは。るなです。

今日は、とある昔のイカす出来事を思い出したので、

記念にまとめてみます。





非常にキテレツな昔話で、やや刺激成分多めなので、

精神的に疲れていない方のみに推奨します(笑)





昔、スパイラルパーマが大好きな時期があって、

結構その時期も長かったのですが、

なかなか自分の思った通りの髪型にならず、

なんとなくちりちり〜って感じの時代がありました。

��どんなヘアスタイルかは画像参照)





永らく納得いかないまま各美容院で

「スパイラルでお願いします」と言い続けてきたある日、

良いお店がある、本気のスパイラルにできる、というような

宣伝文句をインターネット上で見かけて、早速出かけて行ったのが確か8年前の事。





とある雑居ビルの小さなお店のドアを開くと





「あ、待ってて!今、終わらせるから!!そこ座ってて!」





と、男性店主の怒鳴り声がするではありませんか。





店主の他に店員さんは見当たらない。





私の予約の時間の前に居た男性客が会計を済ませて出ていき、

ようやく私の注文を取りにきた店主は、





「…スパイラル?本気?」

「あとから違う、こんなんじゃない、とか文句言われても困るから」






などと訝しい様子で私に言うんですよ。

正直言ってこの時点でなんだかいい気分はしなかったのですが、

事を荒立てるのもなぁと思い、

「大丈夫です、お願いします」と告げていざシャンプー台へ。





冬のひどく寒い時期だった事もあり、ついゲホゴホと咳き込んだ瞬間に





「…(ちっ)ねえ、だいじょうぶ?おたく、

ウイルス性のなんか、持ち込んでないよね?

インフルエンザとかイヤだよ?」







え、なんでこんなにイライラしてんだろ、この人…

と思いつつも、





「あ、いえ、すみません、だいじょうぶです」





と小さな声でお茶を濁してみた。





そしていよいよ巻いていく段階に入ると、





「ウチさぁ〜ミュージシャンの方とかデザイナーさんとかさぁ、

多いんだよね、お客さん」






と、どこに向かっているのかさっぱりわからないアピールが飛び出し、

「はぁ」としか返しようが無く、黙って店主の話を聞くという、

苦行に近い時間がスタート。





パーマ液をかけて温める段では、

「あ、ひまっしょ?DVD、今つけっからさ」と言われ、

眼前のテレビに映像が映し出されたのですが、

それが、バイオレンスの極地という内容の物語で、

暴力的なものに耐性の無い私は、もはや





ごめんなさい、もう無理ーーーーー





という心境でしたが、もちろん反論許すまじ、的な空気だったので、

視線を下に落とすぐらいしか対処法は無く…





果てしなく長く感じる(だけでなく実際長かった)時が過ぎ、完成。





「これが本物のスパイラルパーマです!

よくある、ゆるふわとはワケが違うからさ、ウチは!」






と自信たっぷりに鏡を見せられ、

まあ、確かに仕上がりは納得いかない、という事もなかったです。

なるほど、対応に『相当』問題あるけど、

まあ、うん…ここまでしっかりパーマかけてもらえれば…。





しかし、事件はまだ続いたのでした。





「あ、ネットにさぁ、お客さんのヘアスタイル、毎回掲載してるからー。

写真撮らせてよ。

そしてそれをウチの口コミに出してくんないかな




「?はい」

��考えたらこの時点で相当店主は無茶を言っているのだが、

素直に言う事を聞く私も無能だ…)





携帯を向けられ、何度もぱしゃぱしゃ撮られた挙句、

どうやら納得のいく写真にならなかったようで





「だめだ。うまく撮れねぇわ」

↑吐き捨てるような口調で





え。





さすがにこの段階で「相当失礼な事、繰り返してますよね、あなた」と

若干文句を言いたくはなりましたが、

残すお会計にさえ辿り着ければ、あとは…帰るのみ…!!!と

怒りの気持ちをグッと抑え、気持ちを奮い立たせる私。





そして会計の段階で最後の最後に繰り出してきたジャブ。





「ねえ、ホント大丈夫〜?後からやり直しとか言わないでよ?

お客さんみたいなあんまりこういうパーマ似合わないひとがたまに

文句言ってくっからさぁ〜」







えっと。言いたい事を整理します。

こういうパーマが似合わない。それはあなたの意見なので、飲みましょう。

ですが、そういう人が文句を言ってくるはずだ、と決めつけるのは

はっきりいって偏見以外の何者でもないですよね。





実際、パーマの仕上がりは悪くなかっただけに、

この店主のキテレツな対応だけが残念でなりません。





「またお願いしま〜す」



と言いながら心の中では





「うーん。あなたとは二度とお会いする事はないですね」





と思ってましたとさ。





とりあえず言いたい事も大量にあるし、ツッコミどころも満載ですが、

ようやく笑ってネタにできるぐらいの思い出になったので、

記録してみました。

人生って色々あるけど、乗り越えて過去にできた時には、

きっとまた道が拓けると信じて、今日も明日も前進あるのみ!!





寝る前の読み物にしてはヘヴィでしたかな、失敬失敬。

お互いに優しい気持ちで誠実に接し合う事を忘れたくはないですね!

きっとどんな辛い出来事にも学びはあるはず…

good night