前回に引き続き、愛と気合い溢れるレポートを

してくださったdecoヤシさま。

某所にてアツいレポをいただき、毎度の事で恐縮ですが、

転載させていただいてもよろしいでしょうか、と伺うと

そっこーご快諾いただきまして。

いつも読みやすく楽しく、そしてマニアック視点でも頷ける、

そんなレポを書いてくださるので、感謝しきりです。





というわけで、丸ごと転載させていただきます。

会場にいらっしゃった皆様も、

残念ながら来る事ができなかった皆様も、

そして演奏に必死だった私も(笑)、

みんなで楽しさを共有できるすばらしいレポです。





以下コピペ。

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Lu7 4thアルバム"Azurite Dance"

レコ発記念ライブ

by decoヤシ




2014.11.1(土)at 六本木BeeHive

OPEN 18:30 / START 19:00



メンバー: 栗原務(Gt),梅垣ルナ(Kb)

[サポート]岡田治郎(Bs),嶋村一徳(Ds)



行ってきました、二年半ぶりLu7らーいぶ。

��前回の日記はコチラ)

http://yaplog.jp/lunarythm/archive/610



ちょこちょこ日記等で応援宣伝してるけど

なんというか、変拍子やちょっと変わったコードを使ってるので

プログレと言われることの多い、

鍵盤&ギターのインストユニット、エルユーセブン。



[オフィシャルサイト]

http://lu7.biz/index.html

��あ、4thアルバムが掲載されてないぞ;;)



基本とても上品な曲が多い印象なんだけど

この4枚目アルバムは、なかなかどうして

パワフルでカラフルでゴージャスな作品でびっくり。



[Youtubeの4thアルバムPV]







そんな4thのレコ発ラーイブ。

嫁さんの腹がでかくなってきたので、

聞きにいけるかちょと心配だったけど友達に預け(笑)、

無事参加できました。超うれし。





【六本木Bee Hive】

この日は小雨だったけど、青山公園の野外ドイツフェス

ビール&ソーセージをかっ喰らい

その足で(初めてだったので迷いながらも)

六本木の住宅街にひっそりとあるライブハウスへ。

キレイな箱。店員さん曰くスタンディングで120名のキャパ。

今回は椅子アリ。なんと二階席もあり(実際は1F。ステージがB1)。

私は二階の最前列若干カミテ寄りで

ハイボールちびちびすることにしました。



吉祥寺シルバーエレファントの、

鏡天井ステージよりもステージが丸見え!

見えないのはドラマーのペダルくらいじゃないかな?

とても気に入りました。

ビートルズなどなど昔の洋楽ポップスカバー曲が流れておりました。

会場詳細はルナさんブログ写真参照!



【ステージ】

右にギター、中央に鍵盤様上下二段、

後ろにはドラムセット、左にベース。

そしてエレガットが置いてある。

メロディオンは…無いなあ。Berceuseは演らないか。



【第一部】

荘厳なSEで、赤いドレスのルナさん登場。

手には紙パックのブドウジュース?

栗氏は茶系チェックのシャツに、

ジャケ写で持っているスタインバーガー。

��だよね?ボディが大きいモデルってあるのかな。)

→うめがき注:こちら、カービンというギターになります。



そして一曲目は新作から、じゃ、なかった(驚)

レコ発ライブなのにまさかの

1stアルバムEfflorescenceから「Blue Planet」でしっとりと。

新作大曲「トキヲコエテソラニカエリ」を一曲目と予想してたんで、

そのギャップに萌えました。

��自分でもこのインパクト重視すぎる予想はどうかとも思うが。)



続けて新作タイトルトラック「Azurite Dance」

栗氏のスウィープから始まるメロがかっこ良すぎる。

音のバランスがCDとは違ってるせいか、

カッティングがくっきり聞こえてこれまたかっこ良すぎる。

ん、ルナさんが負けじとボリュームを一生懸命上げながら演奏してる?!



MCにつづいてこれまた1stから

「ケサランパサラン」そして新作「積みわらの歌」

かわいい曲タイム。

かわいいけれど、たしか「積みわら」での木琴的鍵盤連打が凄かったっす。



ル「次の曲で第一部最後」

客「え~~~」

栗「何部まであるんだっけ?」(笑)



…3部、4部を期待しつつの5曲目は

ル「Lu7の曲じゃないけど前回のライブで譜面起こしをしたから~」

おぉこれは、ルナさん作曲のゲームミュージック

「チョロQ2」からの「ミドル・ロングサーキット」

私の隣の席の男性も喜んでおりました(^^)

「トキヲコエテ~」も裸足で逃げ出すんじゃないかの難曲と思われ。

すごい疾走感で一部は終了。





【第二部】

綺麗な入場SE・・・新作のUranusかな。

ルナさんと栗さんだけがステージに現れ、エレガットを手にする栗氏。

4thからのDebussy「雨の庭」Lu7バージョンか?!

と思いきやの「Ripple(Mizu no Wa)」from 2ndアルバム。

とても美しいです。でも雨の庭も聞きたかったなあと

ちょっと残念だったけど、続いて「浮遊都市」が聞けたから気を良くする。

エレガット&「着席」のまま浮遊都市に備える栗さんに

ル「サボってるのかと思った」(;´∀`)ヒドイ



そして「Bonito」「マリアナの庭」と続いて、来ました来ました

ル「皆様お待ちかねトキヲコエテソラニカエリぃ~」



ライブ冒頭のMCで

ジャンキーファンク鉄壁リズム隊のお二人に

 一徳さん「レコーディング大変でした。ライブも、大変です」

 岡田さん「譜面が長すぎて、ステージでどうやってめくろう?

      で、譜面用意するのあきらめました」


と、言わしめた難曲。

お二人から、第三部を作ってこの曲だけやろう案もでたそうな。

��栗原さんの「何部あるんだっけ?」発言の真相がここで明かされました。)



…圧巻のスケールでした。

めくるめくメロの変化!音の洪水!意外に派手なライティング!

ぐわっとアガるところではルナさん立ち上がるし!

『音色が明らかにCDと違うぜ』なパートたちもかっこいいことかっこいいこと。

『あの固いTritonの鍵盤で連続glissする羽目になり』

��ルナさんブログより抜粋)


の部分は鳥肌たちました。

CDには閉じ込めきれていないパワーが

会場に溢れたラス曲でございました。



アンコールは、ルナさん曰く定番曲「Frying Seed」

ほっとした感じで終演。

そして・・・



【サイン会】

そののち、まさかのサイン会!

前日のルナさんブログで告知があったのだけれども見逃しておりました。

『紙やらプラスチック』を用意されてる皆様のなか緊張しつつ

チケットにサイン頂きました!

「会いたかった」と言ってくださるルナコさんに感激。











【今日の治郎さん】

4人の中で一番楽しそうに演奏していたのが治郎さん。

変拍子の嵐の中を、5弦ベースでぶいぶいビシビシ。

ZOOMのベースエフェクターのサンプルプリセットを

提供した話をしてくれました。

「猫の鳴き声みたいな、

実用性のないやつを作ったら、採用されちゃった」ってw





【今日の一徳さん】

改めて聞くと、やっぱジャズの方なのかな、と。

メタルな人たちよりも少ないドラムセットなのに

繊細なシンバル使いやリム叩きなどなどの技のたまものか

音色がほんと多彩。

Lu7らしーいカラフルなリズムを聞かせてくれました。

そしてその表情はとても穏やか。こんなオジサマになりたい。

あ、たしかBonito冒頭で一瞬ルナさんが音をずらしたとき

「ぉお?(ニヤリ)」って顔をしたのが印象的でしたw





【今日のルナさん】

キレイなルックスと、

キーボード後ろについてたガチャピンのような物体とは裏腹の

激しいプレイは健在でした。

二階席から見て気づいたのだけど、裸足だし!一青窈か!

自宅練習環境に合わせてるのかな?

器用に動く両足と綺麗に輝くアンクレットが印象的。

今日の名言は、

メンバーへのMC振り「ひとことふたことみことお願いします」





【今日の栗原さん】

MCやプレイなど、色々ここに書きたいネタが・・・

どこからいこうか・・・以下、うろ覚えだけど書きなぐります。

1.ジャケット撮影秘話

4枚目にして初めて、

表ジャケにメンバー二名の写真が載りました。

 新曲「浮遊都市」が近未来をイメージした曲で

��未来の東京のストリートミュージシャン)

 そこからあのジャケットがイメージされ。

 以前のライブでルナさんが金髪のウィッグを着用していたこともあって

 じゃあ俺も、と、買ってきたはいいけど、あまりにも似合わなく却下。


��そのヅラは登場しませんでした。残念!)

ル「なんか私の知らないことがいっぱいなんですけど…

この人、後付けでポエムを作るのが得意なんですよ」


2.スイッチミス多発!

 4,5回かなあ、、、「あれ、ソロ頭が聞こえない」と思ったら

 シレッとエフェクターのスイッチを踏み踏みなさるというシーンが。

 小さいライブハウスなのでそういうところまで

バッチリ見えてしまいました!

 さすが難曲揃いのLu7。

3.一瞬フリーズ

 「トキヲコエテソラニカエリ」の冒頭1分くらいの超絶ユニゾン連発箇所。

 一拍くらい栗さんが走ってて不思議なハモリになったなーと思って

一瞬後、次のフレーズまでフリーズなさっておりました(^^;

 小さいライブハウスなのでそいういうところ(略

4.iPhone関連お仕事

 ZOOMのエフェクター用のデモ音源を大量に制作しているそうです。

 ル「栗氏らしからぬ曲を沢山書いてるって」

 栗「ニルヴァーナとか…ファンキーなやつとか…ですね」

 アプリとデモ音源自体は無料でダウンロードできる(?)みたい。

 100円でプリセットが買えちゃう時代なんですねー。

��ここから治郎さんの猫エフェクターの話に。)





・ざざざと振り返って書きなぐりました。

 自分で読み返しても、ほんっとに楽しいライブだったな。

 でも帰ってきたら、緊張のせいか背中が痛くなってました。

 聞く側もパワーが必要なようですw



・ゲストさんが居なかったこともあってか、新曲がちょっと少なめ。

 これはきっと「近いうちにまたライブやるよフラグだな」と妄想v



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decoヤシさん、どうもありがとうございました!